いとうです( ˙-˙ )!
今日はプログラミングの学習教材の一つである動画学習についてお話したいと思います。
この記事の目次
プログラミングを学習する教材の現在
今現在はプログラミング学習の教材の媒体が充実しています。充実というかあまりにも増えすぎて初学者の人からすると逆にカオスになっていてどれから始めるのが最適かいまいち判断しづらくなっている印象も受けます。
実際に使われていて主流なものと具体的な媒体名は下記になります。
- 動画・・・ドットインストール、Udemy、など
- 書籍・・・オライリー・ジャパン、技術評論社等出版のものなど
- プログラミング練習サイト・・・Progate,Paizaなど
他にプログラミングスクール等の対面サービスもありますが、プログラミングに関しては人と一緒に学ぶよりも圧倒的に一人で独学の時間がほとんどをしめるため今回は扱いません。基本的には上記の三つのどれかを使いながら勉強している人が大半ではないかと思います。
Progateや動画教材は入門には最適
今初心者の方に圧倒的な人気を誇っているのはProgateやUdemyの動画教材ではないでしょうかね。
僕も初学者の頃本当にお世話になりました。
Progateは改めてここで説明するまでもないかもしれませんが、ブラウザ上でプログラミングの練習ができる会員制のサイトです。難しい用語も砕かれて説明されているので初心者がある程度の用語や概念を理解するには適していると思います。
また動画教材に関しても初心者が勘違いしてしまいそうな部分も実際に講師が手順を見せながら説明するので誤認識が起こりづらいです。
そういった意味で「誰でも同じ操作で同じ結果が確認できる」という意味で適しています。
あくまで入門であることを理解して早めに卒業するべし
統一された環境の中で学習する中で自身の環境依存による不具合や挙動で起きるエラーに挫折しなくて済む。という意味ではもの凄く良いものなのですが、
(※使っている言語、ツールのバージョンアップによって動作が違う、サポートが終了して使えなくなっているものがある。という状況が頻繁に起こり得ます。)
実際に開発で仕事をしていく場合にはそれらの期待通りに動かない原因を切り分けて解決していく力が何よりも大事になります。
それこそJavaやRubyの書き方以上に大切なことです。
残念ながらProgateや動画教材ではそこまでの力が身につくことを期待することは難しいです。
(disってませんよ。用途を間違えなければProgateや動画教材はとても良いステップになります。)
早い段階で公式リファレンスや書籍学習に移行できると強い
僕もProgateや動画教材を使い倒したクチなのですが、何度も復習に費やした時間は今では時間対効果がかなり悪かったなと思います。
やはり入門用のツールでは学べる内容も限られていますし仮に知識の習得に自身がなくても1,2周でもしたらさっさと次のステップに進むべきですね。
具体的にはここは書籍学習になると思います。
よくネットで「書籍学習は難しいし初心者には難しいから避けたほうがいい」というような意見がありますが僕は全くの反対意見です。
確かに初心者が一発目から書籍学習に入るのはおすすめしないのですが、Progateなどでプログラミングへのアレルギーをちょっとほぐした段階で書籍学習に入れば一気に実践的な内容を学べて成長できると思います。
なぜなら実際に自分のPC上に開発環境を用意して動くものを作れるから。
ここで上記であげたような「不具合を自分で考えて解決していく」練習ができるんですね。
書籍学習のコツは「最新のもの」を「数日」で一周すること
書籍学習はおすすめするのですが、プログラミングに関してはこれもちょっとやり方を間違えると挫折の元です。
プログラミングの書籍の特徴としては「賞味期限が早い」ということがあります。
どういうことかというと先ほどもあげたようなことですが、書籍の中で使用する言語やツールが世間ではどんどんバージョンアップされていったり、サポートの対象から外れてしまったり非推奨になっていく。ということです。
もう少し具体的に話すと、例えば僕が業務で使っているRuby on Railsという言語だと、開発の中で画面の方に動きをつけるために使用するjQuery(Javascriptを便利に使うためのもの)
というツールがあるのですが
昔のRuby on Railsのバージョンだと最初から設定不要でjQueryを使用できたのですが、最新のバージョンだとRuby on RailsはjQueryをデフォルトでは使用しない設計に変更されたので使いたい場合は「jQueryを使います」というような設定を自分で行わなければ行けなくなりました。
これは簡単な変更ですが、このような軽微な変更が頻繁に行われているので、あまり不具合を自分で解消する経験がないと「本に書いてある通りにやってるのに動かない・・・終わった・・・( ˙-˙ )」ということが頻繁に起こり得ます。
そのため書籍学習においては
「最新のもの」
を
「短期集中(できれば週末や連休)」
で終わらせることを意識するといいと思います。
コツコツやっていこうとすると大変ですし、一気に詰め込んだ方が知識同士の関連性もスムーズに理解しやすくなります。
とはいってもどうしても学習する中で書籍の内容と現実の技術の移り変わりによる不具合はあると思います。
その場合は各言語の公式リファレンス(※各言語の公式が発表している書き方や変更など)を調べましょう。
本来は普段わからないことをググって調べる際にもQiitaなどの個人ブログよりもこっちを参考にした方が良いです。
この学習習慣がついて来れば未経験者でも現場で通用するエンジニアになるのに大きな時間はかからないと思っています。
ぜひ頑張ってみてくださいね( ˙-˙ )!